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温度差がもたらす身体への衝撃(ヒートショック)を和らげるためには、浴室や脱衣室を温かくして「温度のバリアフリー」を実現する必要があります。高齢者や血圧の高い人には特に注意が必要で、給湯方法を工夫したり、熱い湯に長湯をしない、ぬるめの湯に入ることを心がけたいものです。
◆シャワー給湯がおすすめ ◆
風呂の蓋を開けたまま給湯・湯沸かしすると、浴室内が温まり、同時に湯温を下げることができます。さらに、おすすめなのがシャワー給湯。フックを取り付けるなどして、なるべく高い位置から給湯すれば、お湯と空気の接触面積が広がり、効果的に浴室温度を上昇させることができます。![]()
◆高齢者は二番湯に入る◆
家族が入浴した直後に二番湯に入れば、温まった浴室で低い湯温で入浴できることから、身体への負担が少なくてすみます。ちなみに、現代のお風呂で他の家族が入浴した直後に入浴すると、20℃程度の浴室温度で入浴することができます。
◆半身浴も効果的◆
半身浴は38〜39℃のぬるめのお湯にみぞおちまでつかり、20〜30分間、うっすら汗ばんでくるまでじっくり温まる入浴方法です。心臓や肺を水圧の負担から守るので、高血圧の人、高齢者、心臓や肺機能が弱い人に向いています。さらに、ぬるめのお湯は副交換神経を刺激し、ストレス解消やリラックス効果もあります。半身浴を楽しむ時は、肩にタオルをかけたり浴室の温度を暖かく保つこと、また白湯を飲むなどの水分補給を忘れずに。
浴室・脱衣室の暖房設備を工夫することも必要です。最近では天井から温風を吹き出し、脱衣室と浴室を同時に温める温風暖房や壁埋め込み式温風暖房、湿気も取り除く浴室暖房乾燥機、脱衣室用壁掛けヒーターなど、いろいろな暖房設備が開発されています。
さらに、浴槽を浅いものにする、浴室内に手すりを付ける、転倒時の災害防止のため安全ガラスを使用するなど、浴槽・浴室の設備にも十分配慮したいものです。
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