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バイオマスエネルギー利用

バイオマス燃料変換システム

固形燃料化

下水汚泥などからバイオマス固形燃料を製造する技術としては、炭化、造粒乾燥、油温減圧乾燥の三種類があります。

以下に、各技術によって製造されるバイオマス燃料の特性と、そのシステムについて示します。

生ごみや下水汚泥に関しては、製造した固形燃料を石炭火力発電所等の燃料としてエネルギー利用することが可能です。

また、各システムでは製造プロセスの熱源として、都市ガスを利用することができます。

バイオマス燃料の特性(下水汚泥)

  炭化 造粒乾燥 油温減圧乾燥
発熱量(MJ/kg) 9.6〜14.6 14.6〜18.8 23.0〜25.1
水分(%) 約5 約6〜10 約3
灰分(%) 約50 約30 約20
かさ比重 約0.4 約0.6 約0.6
臭気 なし

※参考:石炭の発熱量は約25.1MJ/kg

バイオマス固形燃料化システム例

炭化

脱水汚泥を乾燥後、低酸素もしくは無酸素状態で蒸し焼きすることで炭化させます。

下水汚泥の場合、炭化温度は800℃(高温炭化)と、400℃(低温炭化)があり、発熱量が異なります。

炭化

造粒乾燥

脱水汚泥を混練により「造粒」し、直接熱風乾燥方式により、乾燥ペレットにします。

乾燥ペレットの特徴は、
  • a)均一な粒経(2〜8mm)であり、粉塵の発生がありません。
  • b)含水率は、6〜10%で安定しており、臭気が少なく、貯留性に優れています。
  • c)汚泥に含まれていた有機、無機成分はペレット中に濃縮されます。
造粒乾燥

油温減圧乾燥

油を熱乾燥媒体として利用、減圧下で対象原料(下水汚泥等)中の水分のみを蒸発、乾燥させます。

乾燥後の処理物は、均一な水分値(約3%)となります。

油温減圧乾燥