I 要約版
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II 説明資料
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III 都市ガス事業者の環境への取り組みリンク
IV 電気のCO2排出量の算定
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II 説明資料/1.都市ガス事業の現状と都市ガスの環境特性

都市ガス事業(一般ガス事業のこと、以下ガス事業という。)は、天然ガス、LPG等の原料から都市ガスを製造し、ガス導管を通じて需要家に供給する事業であり、2007年度の都市ガス製造量は371億m3(41.861MJ(10,000kcal)/m3換算、以下同じ)、2007年度末現在の需要家数は2,808万戸、ガス事業者数は213である。

都市ガスの主原料である天然ガスは、下表に示すように、他の化石燃料に比べ燃焼時のCO2やNOx、SOx発生量が少なく、環境にやさしいエネルギーである。

表1.燃焼時の環境負荷物質発生量比率(石炭を100とする)
  石炭 石油 天然ガス
NOx 100 70 20〜40
SOx 100 70 0
CO2 100 80 60
出典:Natural Gas Prospects 2010,1986 / IEA
火力発電所大気影響評価技術実証 調査報告書 1990,3 / エネルギー総合工学研究所

また、化石エネルギーからの温室効果ガス排出量については、国内での燃焼時だけでなく、採掘から加工・輸送等の各段階での排出量も含めたライフサイクルでの評価が重要であり、この点においても、天然ガスは化石燃料の中で最もCO2排出量の少ないエネルギーであることが確認されている。

表2.化石エネルギー別温室効果ガス排出量(総発熱量ベース)
  石油 LPG LNG 都市ガス(13A)
国内輸送前 83.6 120 76.4 110 69.8 100 -
国内輸送後 83.9 119 76.9 109 - 70.7 100
g-C/1,000kcal、右はLNG、都市ガスを100とした場合の比率
出典:日本エネルギー経済研究所「エネルギー経済 平成11年8月号」

国のエネルギー基本計画(平成19年3月)では、天然ガスは安定供給及び環境保全の両面から重要なエネルギーとして位置づけられ、石油、石炭、原子力等の他のエネルギー源とのバランスを踏まえつつ、天然ガスの導入拡大及び利用拡大を推進する、とされている。このような状況から、ガス業界はIGF21計画*に基づき、石炭・石油等を原料とする低カロリーガスから天然ガス等を原料とする高カロリーガス(37.674MJ(9,000kcal)/ m3以上)への転換を推進している。この結果、2005年度のガス販売量の99%が高カロリーガスとなった。

*IGF21計画:1990年1月に通商産業省資源エネルギー庁により提案された「INTEGRATED GAS FAMILIY 21計画」を受けて日本ガス協会および日本石油ガス機器工業会が2010年を目途に、都市ガスのグループを天然ガスを中心とした高カロリーガスグループ(13A、12A)へ統一することを目的に策定した計画。

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