天然ガス自動車
の
普及に向けて
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天然ガス自動車の普及に向けて
表3 天然ガスの普及拡大〈ポテンシャル〉
2010年
2030年
ガスコージェネレーション
460万kW
3000万kW
ガス空調
1300RT
2600RT
産業用熱需要天然ガス比率
10.7%
25.0%
家庭用燃料電池
2万台
500万台(LPG含む)
天然ガス自動車
4万台
50万台
⑵ 天然ガス自動車の今後のビジョン
「新・国家エネルギー戦略」(2006年)の中で、
運輸エネルギー部門で石油依存度を80%まで下げる
輸送分野における燃料の多様化
2030年の普及台数:約50万台(全トラック250万台の約2割)
想 定
環境貢献
◎スタンド
•物流拠点を中心に大型スタンド(年間300万㎥)を
約1,000箇所整備
•1箇所にて大型トラック50台、都市内トラック400台
が充填
◎車両
•メーカーによる大型車投入 2015年~
•高効率化
現行ディーゼルトラックと比較して
2015年~ 25%CO₂削減
2020年~ 50%CO₂削減
•都市間大型トラック:5万台(都市間需要10万台の50%を天然ガス自動車化)
•都市内トラック:40万台
•その他ガソリン代替:5万台
NOx・PM削減(地球環境対策)
CO₂削減(温暖化対策)
表4 【数値の概要】普及台数とCO₂削減量・ガス販売量・スタンド数
2020年
2030年
大型天然ガス車普及台数
1.3万台
5万台
都市内天然ガストラック普及台数
10万台
45万台
合計普及台数
11万台
50万台
CO₂削減量
79万トン
670万トン
天然ガス使用量
(軽油代替量と2009年実績比)
9.2億㎥
(9.5億L、3.5%)
27.3億㎥
(28.5億L、10.4%)
建設スタンド数
260箇所
1,000箇所
スタンド費用累計
624億円
2,104億円