容器再検査・載せ替えについて

回答一覧

1. CNG自動車容器再検査

容器再検査とは何ですか?どのような法律で規定されていますか?

CNG専用容器及び附属品(容器元弁及び容器安全弁)は、一定期間ごとに、再検査を実施することが定められています。これについては高圧ガス保安法で規定されています。

容器再検査はどこで実施してもらえますか?

CNG専用容器の再検査ができる事業所として自治体に登録されている容器検査所で実施する必要があります。出張しての検査は認められておらず、容器検査所内で実施する必要があります。

登録された容器検査所はどこにありますか?

容器検査所については各都道府県の容器検査所登録申請担当部署にご確認ください。
各都道府県の容器検査所登録申請担当部署一覧はこちら →

容器再検査期限が切れている場合、このCNG車は車検で合格できますか?

車検には合格しません。車検では、検査有効期限、または再検査有効期限が切れているものは、道路運送車両の保安基準に「不適合」と判断されます。

容器再検査期限が切れている車両は、スタンドで充てんしてくれますか?

容器再検査期限が切れている車両はスタンドで充てんすることはできません。

2. CNG自動車容器載せ替え

CNG専用容器の充てん可能期限(15年)以降も引き続き自動車を使用したい場合、どうすればよいでしょうか?

充てん可能期限(15年)以降も引き続きお車を使用される場合は、新しいCNG専用容器および附属品に取り替えてください。新しい容器の準備に時間を要する場合がありますので、なるべくお早めにディーラーにご相談ください。

容器を載せ替えたいが、新しい容器購入や交換作業はどこに依頼すればよいでしょうか?

まずは、車を購入したディーラーにご相談ください。他に改造メーカーや整備工場で実施しているところもあります。

古いCNG専用容器はどうすればよいでしょうか?

充てん可能期限(15年)を経過したCNG専用容器、廃車時に使用しなくなったCNG専用容器および容器再検査に不合格となったCNG専用容器は、くず化しなければなりません。

3. CNG自動車容器における基礎知識

容器再検査と車検期間、容器載せ替えの関係例(乗用車の場合)
容器再検査と容器載せ替え
CNG自動車には、どのような容器が使われていますか?

使われている容器には、CNG専用容器(正式名称は、圧縮天然ガス自動車燃料装置用容器)と一般容器があります。現在では、CNG専用容器が搭載されている場合がほとんどですが、年式の古いCNG自動車には、一般容器が搭載されている場合があります。

それらの違いは以下のとおりです。

○CNG専用容器
平成9年4月1日に、新たに定められ、充てん可能期限は製造後15年と定められています。
再検査は容器を車に搭載したままできます。
○一般容器
・一般継目なし容器
充てん可能期限はなく、再検査に合格する限り何年でも使用できます。
再検査は車から取り外して行います。
・一般複合容器
充てん可能期限は製造後15年と定められています。
再検査は車から取り外して行います。
附属品とは何ですか?

附属品とは、容器元弁及び容器安全弁のことです。附属品も再検査を実施する必要があります。附属品の再検査も併せて、”容器再検査”と呼ぶ場合が多いです。

セミコンテナ式の例
充てん可能期限、検査有効期限は何年ですか?

充てん可能期限は、容器検査合格(容器製造)後、15年です。

検査有効期限は、容器検査合格(容器製造)後、初回は4年以内、以降は容器再検査合格後、2年2ヶ月以内です。

容器の期限の確認方法は?

CNG自動車や搭載されているガス容器には、次のような証票が貼付されており、様式第1〜様式第3は自動車メーカー等が車両製造時に、様式第4は容器再検査に合格した時に貼付するものです。
充てん可能期限については、様式第2と様式第3の「充てん可能期限」の欄、検査有効期限は様式第3の「検査有効期限」の欄、再検査有効期限は様式第4の「再検査有効期限」の欄を確認してください。

様式第1(細目告示 第1条第2項第3号関係)

※ この証票の大きさは縦25mm、横90mm以上とすること。

様式第2(細目告示 第1条第2項第3号関係)

※ この証票の大きさは縦50mm、横110mm以上とすること。

様式第3(細目告示 第1条第2項第3号関係)

※ この証票の大きさは縦30mm、横45mm以上とすること。

様式第4(細目告示 第32条関係)

※ この証票の大きさは縦20mm、横45mm以上とすること。

引き続き車両を使用する場合には、新しいCNG専用容器を搭載しなければなりません。その際、貼付している容器証票(様式第1)、車載容器一覧証票(様式第2)、車載容器総括証票(様式第3)の記載内容を書き直す必要があります。容器再検査合格証票(様式第4)は剥がしてください。

CNG専用容器と一般容器(一般継目なし容器、一般複合容器)の見分け方はどのようにしますか?

CNG専用容器には、CNGVという刻印又は表示があります。また、容器証票(様式第1)が表面に貼付されています。

また車検証に記載されている車両の初年度登録年月が平成9年4月以降のものには、CNG専用容器が搭載されていますので、それでも見分けることができます。

様式第1(細目告示 第1条第2項第3号関係)

日本ガス協会の取組み

[参考] 日本ガス協会の取組み

日本ガス協会では、容器における現行の充てん可能期限の15年を、延長できるよう活動を行っています。
具体的には、15年を20年にするべく、海外で広く普及している容器を国内に持ち込めるようにするために国連基準との調和を目指しています。
現在、国連基準を国内法に持ち込むために、同基準の一部を改正する手続きを進めています。
海外で広く普及されている容器は、材質、検査基準が現行の日本の基準と異なります。
日本ガス協会は同基準が高圧ガス保安法にできる限り早期に取り込まれるよう、国に要望しています。
また、この基準の容器は、安価な容器としても期待されるため、継続的な天然ガス自動車普及を実現するためには必須のものと考えています。