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1.  はじめに


現在、地球温暖化、酸性雨など地球規模での環境問題が発生している一方、大都市部を中心とするNOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)、CO(一酸化炭素)、ばい塵、黒煙等による大気汚染は最悪の状況が続いており、東京都のディーゼル車NO作戦や尼崎公害裁判にみられるようにそうした環境汚染物質低減の社会的要請が高まるとともに、グリーン購入法の施行及び自動車NOx法の強化などの国による対応も図られています。また、わが国の運輸部門のエネルギーは、ガソリン、軽油などその約98%を石油に依存している状況で、エネルギー源を多様化し極端な石油依存構造から脱却することは、わが国の大きな課題となっています。

都市ガス業界では、国が進めている環境保全や、石油依存低減の施策に貢献するとともに、国の基幹エネルギーである天然ガスの利用の多角化、新用途開発の一環として、天然ガスを燃料とする天然ガス自動車の普及に取り組んでいます。

わが国の天然ガス自動車は、関係各方面の協力を得て、既にトラック、大型バス、軽自動車、乗用車、バン等の広い用途で走行しており、本格的な普及段階に入りました。

現在、わが国には約7,400万台の自動車が走行しており、自動車は現代社会にとって欠くことのできないものとなっています。この自動車社会の恩恵を享受しつつ、地球環境を守り、快適な生活環境を築いていく上で、環境にやさしい天然ガス自動車の本格的普及が、今、強く望まれています。私達の子孫に美しい地球を残していくために、天然ガス自動車の普及にご理解、ご協力をお願いいたします。


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