第2回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト 全国大会レポート!

第2回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト

「第2回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト〜炎の調理で五感を研ぎ澄ます〜」の全国大会が2009年2月1日、東京・新宿の東京ガス新宿ショールームにて行われました。

応募総数なんと4134組。全国8ブロック90箇所以上で開催されてきた地区予選大会、地区決勝大会を勝ち抜いてきた12組24名の親子たちが、この日東京に集結。どのチームも抜群のチームワークで、「我が家のばんごはん」をテーマとしたオリジナルメニューの調理に挑みました。

出場チームは6組ずつ2グループに分かれ、制限時間1時間で調理をしました。今回は、前回にも増して親子のチームワークのよさが目を引きました。親御さんが子供の調理の様子を気にかけるのはもちろんのこと、子供が制限時間を見てお母さんの作業の進み具合を確認するなど、言葉を交わさずともゴールを目指して協力する体制はばっちり。大会当日までに、親子でよく話し合って、本当にたくさんの練習を重ねてきたことがうかがえました。

また、魚を上手に扱うお子さんが多かったことも印象的でした。出刃包丁でゼイゴを取り、アジを手開きにする女の子。カレイの切り身に出汁をかけてホイル焼きにする男の子。圧巻は、アナゴを専用の道具と包丁できれいにさばいた女の子。大人顔負けの職人技です。

審査にあたったのは、服部栄養専門学校校長の服部幸應さん、医学博士・管理栄養士の本多京子さん、全国小学校家庭科教育研究会会長の小泉正三さんの3氏。実技審査と試食の結果、次のチームが見事受賞に輝きました。

受賞者とメニュー

グランプリ (ウィズガスCLUB賞)

九州地区 鹿児島県鹿児島市
玉川 律子 さん
玉川 美穂 さん(西田小学校5年生)

玉川さん親子

作品名
薩摩ECO!チキン

薩摩ECO!チキン
住宅生産団体連合会賞

近畿地区 大阪府箕面市
垣内 徳子 さん
垣内 悠太郎 さん(豊川南小学校5年生)

垣内 さん親子

作品名
めっちゃ和風の手作りごはん

めっちゃ和風の手作りごはん
キッチン・バス工業会賞

関東中央地区 千葉県茂原市
石渡 直尚 さん
石渡 万貴 さん(東郷小学校4年生)

石渡さん親子

作品名
あったか親子飯

あったか親子飯
日本ガス石油機器工業会賞

四国地区 香川県丸亀市
水早 栄子 さん
水早 里菜 さん(城北小学校4年生)

水早さん親子

作品名
穴たの笑顔がこぼれ出す。瀬戸内のギュッと詰まったあったかごはん。

穴たの笑顔がこぼれ出す。瀬戸内のギュッと詰まったあったかごはん。

全国大会出場者一覧はこちらから・・・

審査員からの一言

服部幸應さん

服部幸應さんは、「今日はみなさんから"気"が出ているのを感じました。親子のコミュニケーションのよさ、絆の強さは、いままで見たコンテストの中でも一番でした」と述べられました。


本多京子さん

本多京子さんは、「材料を大切にしたり、ゴミが出ないように工夫したり、調理以外のエコのことにも関心を払っている親子が多かったことがとても印象に残りました」とコメント。


茂木健一郎さん

審査員の小泉正三さんは、「12組みんながうまく、点数をつけるのが難しかった。ここに出られたことを大きな自信にして大人になってください」と講評を述べられました。


表彰式の前には、服部さん、本多さん、そして東京ガス「食」情報センター主幹の小西雅子さんが食育について語る「子供の未来のために語る食育セミナー」が開催されました。一般のお客様も数多く来場された中、世界が注目する食育の意義、炎の調理と脳の活性化について、食料自給率と地産地消、料理と学習の関係など、子供と食の現状にまつわるさまざまなテーマについて、お話をいただきました。

今年のコンテストは、昨年の第1回の倍以上の応募があり、メニューの内容も親子のチームワークもますますレベルアップしました。日本中のおいしさと、家族で料理することの楽しさがあふれるウィズガス全国親子クッキングコンテスト。次回はどんな親子が挑戦してくれるのか、ますます楽しみです! 。

(2009年2月1日 ウィズガスCLUB主催「第2回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト 全国大会」にて)