東日本大震災からの復旧・復興への思いをこめ、「がんばろう!日本」のスローガンを掲げて開催された第5回大会。史上最多の2万837作品が寄せられました。その中から都道府県大会、9地区大会を勝ち上がってきた14組28名の親子が、2012年2月5日、東京ガス 新宿ショールームに集結。全国の頂点をめざして、自慢の腕と“わが家のおいしいごはん”を競いました。
開会式で審査委員長の服部氏は、「いつもと違う調理台ですが、平常心で頑張ってください!」と出場チームを激励。各チームは午前の部と午後の部に分かれ、制限時間1時間でわが家の自慢メニュー4人分を調理しました。全国大会だけあって、親子のチームワークは抜群。「時間を考え、落ち着いて調理しています。プロでもこうはいかない。素晴らしいです」(三國シェフ)、「親子のコミュニケーションがとれていますね。お子さん方の実力も上がっています」(小嶺氏)と、各チームの腕前に審査員の方々も驚くほどでした。
各賞の審査は、「非常にレベルが高く、わずかの差」と3人の審査員の方々が頭を悩ませるほど難航。その結果、各賞には下記のチームが輝きました。表彰式は、思わず涙をあふれさせたお子さんやお母さん、笑顔いっぱいで賞を受け取るお子さんなど、感動のシーンの連続。会場はあたたかな拍手に包まれました。受賞者のみなさま、おめでとうございます。
地域の食材にこだわったメニューや炎を上手に活用した調理方法など、アイデアが盛りだくさんだった第5回大会。次回も、アイデアいっぱいの“わが家のおいしいごはん”に出会えることを楽しみにしています。「リベンジしたい!」「わが家の味をみんなに伝えたい!」など、たくさんのご参加をお待ちしています!
全国大会 開催概要
開催日 | 2012年2月5日(日) |
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会場 | 東京ガス 新宿ショールーム 新宿パークタワー1Fアトリウム「ギャラリー3」 |
テーマ | “わが家のおいしいごはん” 〜家族で一緒に作ろう、うちの自慢メニュー〜 |
主催 | ウィズガスCLUB ・社団法人 住宅生産団体連合会 ・キッチン・バス工業会 ・一般社団法人 日本ガス石油機器工業会 ・日本ガス体エネルギー普及促進協議会 |
後援 | 内閣府/総務省/文部科学省/農林水産省/全国小学校家庭科教育研究会/株式会社ABC Cooking Studio |
参加組数 | 14組(応募総数:20,837通) |
審査員 |
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審査員からのひと言
「全国2万837作品から選ばれた14組ですから、みなさんは約1,500倍の激戦を勝ち抜いて来たわけです。レベルは高く、賞の差は1点ほどしかありません。今の日本では、親から子へ調理を継承することが無くなりつつあります。このコンテストでは、親子で料理をしながら調理を継承し、絆を深めている。これはすごく大切なことです。家庭の団らんの基礎は家庭料理です。みなさん自信を持って、これからもお料理を続けていってください。こうしたことが日本に広がっていくことを期待しています。おめでとうございました」
「今日は、どのチームもレベルが高く、素晴らしい仕上がりでした。賞を分けたのは、ほんの1〜2点の差です。最後の差が何かというと、『パンチ』ですよね。口にしたときに『おっ!』と思わせる、本当にわずかな部分です。今回、近畿地区代表・兵庫のチームがリベンジで参加し準グランプリを受賞されました。それだけの差ですから、ほかのみなさんもぜひリベンジしていただきたい。『えぃっ!』というものがあれば、『ぐいっ!』といきます。ぜひ次回もチャレンジしてください」
「今日は非常にレベルが高く、審査員3人、本当に頭を抱えました。食べることは、生きることです。子どもたちが、お家の人の力を借りて、こうしてお料理をつくり、その楽しさ、技を身につける。本当に素晴らしいことだと思います。小学校の家庭科では、調理の基礎を学修しますが、本日のお子さん方は、そのすべてを身につけていると思いました。それぞれの学校で、調理実習のときには核となって、力を発揮してください」
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