第11回目を迎えた「ウィズガス全国親子クッキングコンテスト」。応募総数は58,234組に達し、毎回、記録を更新しています。
その中から全国大会には、都道府県大会、9地区大会を勝ち抜いてきた11組22名の親子が出場。2018年1月28日(日)、東京ガス 新宿ショールームで全国の頂点をめざし、“わが家のおいしいごはん”を競いました。
開会式では、審査委員の先生方から出場親子にエールが送られました。そして出場親子を代表して関東中央地区代表の黒澤 由香里さん・慎吾さん親子が、「宣誓! 私たちは各地区の代表として日頃のチームワークを発揮し、より親子の絆を深め、今日、この全国大会の場でわが家のメニューを楽しく料理することを誓います!」と元気いっぱいに選手宣誓をしました。
調理の制限時間は60分。出場親子は二手にわかれ、ショールーム2階のエコ・クッキングスタジオ、1階のクッキングスタジオを使用し時間差で調理に取り組みます。それぞれ審査委員長・服部氏のかけ声で調理がスタート。開会式の時には緊張の面持ちだった出場親子ですが、調理が始まるとその表情は真剣そのもの。それでも時間がたつにつれ、笑顔が広がっていきます。手際よく調理を進める親子の姿を見て審査委員の先生方は、「チームワークがいいですね。親御さんがやり過ぎず、お子さんとちゃんと連携を取っている。それに魚のおろし方一つを見ても、普段からやっていることがわかります」(服部氏)、「お子さんが笑顔でコミュニケーションをとっていて、本当に素晴らしい。みなさん手際がよくて、順調に進んでいると思います」(田中氏)、「緊張感と気迫を感じます。素晴らしいお料理に仕上がるのではと、期待感いっぱいです」(曽我部氏)と絶賛していました。
調理中、各クッキングスタジオでは、クラスメイトや家族などからの応援メッセージが読み上げられました。
各親子とも制限時間内に自慢のお料理が完成。審査結果の発表では、料理を見事仕上げた安心感の中にも、緊張感が漂います。各賞は、まず炎のクッキング賞が発表され、続いて審査委員特別賞を発表。ステージ上で表彰式が行われました。
残すはグランプリ、準グランプリの4組。第11回の頂点に輝くのはどの親子なのか。張り詰めた空気が会場に漂います。その中、見事グランプリに輝いたのは、関東中央地区代表の藁科 尚子さん・快成さん(小学6年生)親子。名前が呼ばれると、思わず笑顔がこぼれました。「本当にグランプリをいただけたのか、まだ信じられないくらいうれしいです」(快成さん)、「全国大会に出場できるだけでびっくりしていたのに、まさかグランプリをいただけるなんて。本当に夢のようです」(尚子さん)
と受賞の喜びを語っていました。
審査を終えた審査委員の方々からは、次のような総評をいただきました。
「みなさん地産地消に目を向け、調味料まで研究し、わが家ならではの味にアレンジする工夫をしていることがよく伝わってきました。さらに食材を最後まで使い切るとか、エコに配慮したり、五感を使って料理を楽しんだり、五味を味わう献立を工夫していました。調理や味は、ガスの調整で決まるといわれています。これからもレパートリーを増やして、親子でもっともっと挑戦して欲しいと思います」(曽我部氏)
「審査の結果は本当に僅差でした。料理人としてお話しすると、まず感じたのは上位入賞の方々は全体的に料理がシンプルでした。一つ一つを丁寧に確実に作っていたと思います。また、チームワークに関しては、みなさん素晴らしく、私は全組に満点を付けました。 そして大切なのは、まさにおいしい料理を作らなければならないということ。今日は本当にどれもおいしくて、みんな本当に素晴らしいできばえだったと思います。これからもますます頑張ってください」(田中氏)
「焼く・蒸す・揚げる・煮るという、ガスの炎をいかした調理法を親子でチームワークよくやっていましたね。今回、特にポイントとしたのはチームワーク。お互い目でわかり合っていました。家族間の交流が食を通じてできるのは、本当にうれしいと思います。お一人お一人、褒めて差し上げたいことがたくさんあります。それほど甲乙つけがたい内容でした。これからも、みなさんが大きく成長して、素晴らしいお料理をつくってくれる、そういうご家庭を築いてただくことを望んでいます。おめでとうございます」(服部氏)
各地を代表する食材が全国から集まり、ガスの炎をいかして、その地域ならではのおいしさがズラリそろった第11回大会。次回もたくさんのご応募をお待ちしています!
全国大会 開催概要
開催日 | 2018年1月28日(日) |
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会場 | 東京ガス 新宿ショールーム |
テーマ | 「わが家のおいしいごはん」 ~家族で一緒に作ろう、うちの自慢メニュー~ |
主催 |
ウィズガスCLUB(ウィズガスCLUBを構成する4団体) 一般社団法人 住宅生産団体連合会/キッチン・バス工業会/
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後援 | 総務省/文部科学省/農林水産省/全国小学校家庭科教育研究会 |
選出組数 | 11組(応募総数:58,234組) |
審査委員 |
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