ガス機器の使い方を少し工夫するだけで、
誰でも簡単に省エネに取り組むことができます。
日頃から省エネな暮らしを実現するために、
ガス機器のかしこい使い方をご紹介します。
無理のない範囲で省エネな暮らしを実現しましょう。

ご家庭でできる省エネ方法 キッチン編

キッチンでは、調理でのガスコンロの使用やお湯の利用などでガスを使います。その際に何かを我慢する必要はなく、ほんの少し工夫するだけで、ガスの使用を節約できます。

ガスコンロの炎は
鍋底からはみ出さないようにする

はみ出た炎は鍋を温めないので
無駄になります。

鍋に火をかけるときには
蓋をする

蓋をすることで
熱が逃げにくくなります。

給湯の設定温度を下げる
(例:40℃から37℃へ)

リモコンで風呂優先を切り、
温度を設定しましょう。

※上記の省エネ率は一定の条件の下での試算結果であり、各々の利用状況により効果は異なります。

ご家庭でできる省エネ方法 バスルーム編

シャワーやお湯を張った浴槽など、お湯をたくさん使うバスルーム。まずは給湯器を高効率なエコジョーズ(潜熱回収型給湯器)へ取り替えると、ガスの使用量を大きく減らせます。エコジョーズへの取り替えが難しい場合は、ついつい出しっぱなしにしたり、設定温度をそのままにしたりしているお湯の、「使用時間」と「温度」を工夫するとガスの節約につながります。

高効率給湯器
(エコジョーズ)に交換する

給湯器を高効率なエコジョーズ(潜熱回収型給湯器)へ取り替えると、これまでどおりのお湯の使い方だとしてもガスの使用量が減り効果的です。取り替えにかかる初期費用も光熱費の削減により数年で回収できます。

シャワーの時間を
ひとり1分間短縮する

シャワーを使う時は、お湯を出しっぱなしにせず、必要なときだけ出すようにしましょう。

お風呂の設定温度を下げる
(例:42℃から40℃へ)

熱いお風呂はヒートショックの
原因にもなります。

※上記の省エネ率は一定の条件の下での試算結果であり、各々の利用状況により効果は異なります。

ご家庭でできる省エネ方法 居室編

床暖房やガスファンヒーターなど、意外とガスの使用量が多いリビングや寝室。そこでもちょっとした工夫がガスの節約につながります。

ガスファンヒーターの
暖房設定温度を2℃下げる
(例:22℃から20℃へ)

あわせてお部屋で着る衣服を
工夫しましょう。

寝る前は床暖房の余熱を活用
するため少し早めにスイッチを切る

スイッチを切る目安としては寝る30分ぐらい前がおすすめです。

※上記の省エネ率は一定の条件の下での試算結果であり、各々の利用状況により効果は異なります。

エネルギーの節約については、お近くの都市ガス事業者で、ご自宅や業務用施設のエネルギー最適化提案などを行っている場合がございます。
ぜひご相談ください。

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オフィスビルでできる省エネ方法

社会の経済活動において、都市ガスは熱源として欠かすことのできないエネルギーです。ここでは、一般的なオフィスビルでできる省エネ方法をいくつかご紹介します。

空調

空調設定温度の適正化

ガス吸収冷温水機の設定温度を冷房、暖房とも2℃緩和することにより、空調用のエネルギーを節約できます。

一般財団法人省エネルギーセンターの事例を参考に
日本ガス協会にて作成。

空調

ガス吸収冷温水機の冷水出口温度調整

冷房負荷が低減する中間期に空調機の能力が低下しない範囲でガス吸収冷温水機の冷水出口温度を上げることで、空調用のガス使用量を節約できます。

一般財団法人省エネルギーセンターの事例を参考に
日本ガス協会にて作成。

空調

外気導入量の低減

室内の二酸化炭素濃度が建築物環境衛生管理基準1,000ppmを超えない程度まで外気導入量を低減することにより、空調用のエネルギーを節約できます。

一般財団法人省エネルギーセンターの事例を参考に
日本ガス協会にて作成。

空調

空調起動時間の適正化

始業時間より早く空調設備を起動している場合、この起動時間を遅らせることにより、空調用のエネルギーを節約できます。

一般財団法人省エネルギーセンターの事例を参考に
日本ガス協会にて作成。

※上記の省エネ率は一定の条件の下での試算結果であり、各々の利用状況により効果は異なります。

エネルギーの節約については、お近くの都市ガス事業者で、ご自宅や業務用施設のエネルギー最適化提案などを行っている場合がございます。
ぜひご相談ください。

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