2000年8月の全国238事業者のガス販売量は、1,809百万ｍ3 (41.8605MJ/m³換算＊)で、前年同月比2.3%の増加となりました(別表1)。

用途別にみると、家庭用販売量については、平均気温が7月は全国的に、8月は西日本を中心に前年より高めとなった(別表4)ことなどから、給湯需要の減少などにより、前年同月比8.0%の減少となりました。

商業用については、空調需要の増加などにより、地域によってばらつきはありますが、前年同月比4.0%の増加となりました。

工業用については、新規需要の開発などにより、全体としては前年同月比5.0%の増加となりました。

また、その他用（病院・公共施設等）についても、空調需要の増加などにより、前年同月比11.6%の増加となっています。

地区別の販売量は、前年同月に比べて、北海道地区▲2.6%、東北地区 ＋2.2%、関東甲信越地区＋0.1%、東海北陸地区＋9.6%、 近畿地区＋3.5%、中国地区＋1.0%、四国地区＋1.5%、九州地区＋1.4%となりました (別表2)。

なお、需要家数は25,716千戸で、前年同月比1.5%の増加となっています(別表1)。