2000年10月27日

2000年9月および2000年度上期(2000年4~9月)の都市ガス販売量実績について

1.2000年9月の都市ガス販売量実績

2000年9月の全国238事業者のガス販売量は、1,829百万m3(41.8605MJ/m3換算)で、前年同月比2.6%の増加となりました(別表1)

用途別にみると、家庭用販売量については、9月の気温は全国的に前年に比べ低めに推移したものの、8月の平均気温が西日本を中心に前年より高めとなった(別表4)ことなどから、給湯需要の減少などにより、前年同月比1.0%の減少となりました。

商業用については、空調需要の増加や新規需要の開発などにより、前年同月比3.9%の増加となりました。

工業用については、新規需要の開発などにより、前年同月比2.7%の増加となりました。

その他用(病院・公共施設等)についても、空調需要の増加や新規需要の開発などにより前年同月比7.1%の増加となっています。

地区別の販売量は、前年同月に比べて、北海道地区+5.5%、東北地区 +2.6%、関東甲信越地区+1.6%、東海北陸地区+2.2%、 近畿地区+4.1%、中国地区+0.9%、四国地区+0.6%、九州地区+1.6%となりました(別表2)

なお、需要家数は25,748千戸で、前年同月比1.5%の増加となっています(別表1)

 

2.2000年度上期(2000年4~9月)の都市ガス販売量実績

 2000年度上期の全国238事業者のガス販売量は、11,458百万m3(41.8605MJ/m3換算)で、前年同期比5.3%増となりました(別表1)

用途別にみると、家庭用販売量については、夏期の気温が前年と比べて高かった(別表4)ことなどから給湯需要が減少しましたが、需要家数が1.6%増加したことなどにより、前年同期比0.4%の増加となりました。

商業用については、新規需要の開発や空調需要の増加などにより、全体では前年同期比5.9%の増加となりました。

工業用については、新規需要の開発などにより、前年同期比7.7%の増加となりました。

その他用(病院・公共施設等)についても、新規需要の開発や空調需要の増加などにより、前年同期比12.6%の増加となっています。

これらの結果、上期ガス販売量に占める家庭用の比率は32.6%となり、前年同期の34.2%から1.6ポイント減少しました。

一方、工業用の比率は40.5%となり、前年同期の39.6%より0.9ポイント増加しました。

地区別の販売量は、前年同期に比べて、北海道地区+1.2%、東北地区 +4.4%、関東甲信越地区+3.8%、東海北陸地区+7.1%、近畿地区 +7.2%、中国地区+3.2%、四国地区+1.7%、九州地区+3.6%となりました(別表2)




41.8605MJ(メガジュール)=1万kcal(キロカロリー)
(参考)1MJ=238.889kcal
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