今回で第6回目を数える「ウィズガス 全国親子クッキングコンテスト」。全国から32,618もの作品が寄せられ、過去最高の応募数を記録しました。その中から都道府県大会、9地区大会を勝ち抜いてきた14組28名の親子が、2013年1月27日、東京ガス 新宿ショールームに集合。“わが家の自慢メニュー”を競い、全国の頂点をめざしました。
開会式で審査委員長の服部氏は、「思いっきりやりましょう。みなさん頑張ってください!」とエールを送りました。また、全国大会応援サポーターの梅田彩佳さん(AKB48)、宮澤佐江さん(SNH48)のお二人は応援ビデオで「親子で考えてきた作品をみなさんに伝えてください」とメッセージ。各チームは午前の部と午後の部に分かれ、制限時間60分で自慢の腕をふるいました。
全国大会らしく、各チームとも手際よく調理をすすめていきます。「コミュニケーションが良くとれていて、ずいぶん練習してきたことがわかります」(服部氏)、「子どもさんたちが教えられるのではなく、自分で考えてやっているのがいいですね」(土井氏)、「みなさん、チームワークの良さが抜群ですね」(曽我部氏)と審査員の先生方も絶賛。それだけに審査は難航を極めました。 その結果、「紙一重の差」(服部氏)で各賞には下記のチームが輝きました。表彰式では、どのチームからも笑顔がこぼれ、あたたかな拍手が送られました。受賞者のみなさま、おめでとうございます。
地元の食材を活かした地産地消のメニュー、ガスの炎を上手に活用した調理方法など、今回も盛りだくさんのアイデアがあふれていた「ウィズガス 全国親子クッキングコンテスト」。次回も、わが家ならではの新しい美味しさに出会えることを楽しみにしています。たくさんのご参加、お待ちしております!
全国大会 開催概要
開催日 | 2013年1月27日(日) |
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会場 | 東京ガス 新宿ショールーム |
テーマ | 「わが家のおいしいごはん」 〜家族で一緒に作ろう、うちの自慢メニュー〜 |
主催 | ウィズガスCLUB 【ウィズガスCLUBを構成する団体】 一般社団法人 住宅生産団体連合会/キッチン・バス工業会/一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)/ 日本ガス体エネルギー普及促進協議会(コラボ) |
後援 | 内閣府/総務省/文部科学省/農林水産省/全国小学校家庭科教育研究会/株式会社ABC Cooking Studio |
参加組数 | 14組(応募総数:32,618通) |
審査員 |
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特別リポーター | スーパー小学生料理人 こごまちゃん |
審査員からのひと言
「今日は、素晴らしいお料理を楽しませていただきました。今回はパンがなくなり、いろいろなものが入ったご飯が中心で、楽しく、味わいました。審査員も楽しかったけれど、みなさんもきっと、いい汗をかいたのではないでしょうか。受賞者のみなさま、本当におめでとうございます。食は、各家庭の思い出にもつながる、ひとつの“教養”です。味覚は8歳までに小脳に刷り込まれ、母親の味、おばあちゃんの味は、何歳になっても思い出すものです。これからもみんなで楽しく食事をする家庭を築いていってください」
「みんな素晴らしいお料理ばかりで、どれがグランプリになってもおかしくないと思いました。本当は、順位をつけたくなかったほどです。今日のお料理は、工夫しすぎて、自慢することになるのでは、とちょっと心配していた面もありましたが、ちゃんと食べる人のことを考えたお料理ができていました。それが家庭料理の一番の大切なことです。“こんなことができる”“こんなことを考えた”という自慢じゃなくて、食べる人が主役のお料理ばかりでした。それが一番素晴らしかったと思います。お疲れさまでした」
「どのチームも自分の住む地域を愛し、地産地消の考えに立って食材をムダなく活用し、ガスという調理器具もうまく使っていました。料理は、家族のことを考えて、家族と一緒につくるともっと美味しくなる、と思いました。また、声をかけあい料理をしている姿を見て、料理は親子のコミュニケーションツールとしては最高のものなのではないかという印象を持ちました。親から子へ、おじいちゃん、おばあちゃんから伝わった味、そうした家庭の味をそれぞれ次の世代に伝えていく、そんな料理をこれからもぜひ続けてください」
こごまちゃんは、「第2回ウィズガス 親子クッキングコンテスト」の東京大会に出場し、見事、優勝を獲得。今回は、特別リポーターとして参加しました。「みなさん、とてもレベルが高く、地元の食材を使用しているのがとてもいいと思いました。また、どのチームもすごい楽しく料理をしていて、見ていて楽しい気分になりました。個性のある工夫をされていて、参考にもなりました。味付けも彩りも良く、とても美味しかったです」