

今回で第13回目の開催となった「ウィズガス全国親子クッキングコンテスト」。令和初の今大会には、全国から58,402組のご応募をいただきました。
全国大会には、都道府県大会、9地区大会を勝ち抜いてきた11組22名の親子が東京ガス 新宿ショールームに集結。2020年1月26日(日)、全国の頂点をめざし、“わが家のおいしいごはん”を競いました。
開会式では、審査委員の先生方から出場親子たちに「最後まで頑張ってください!」とエールが送られました。そして出場親子を代表して、北陸地区代表の古田 貴子さん・結梛さんが、「宣誓! 私たちは各地区の代表として日頃のチームワークを発揮し、より親子の絆を深め、今日、この全国大会の場でわが家のメニューを楽しく料理することを誓います!」と元気いっぱいに選手宣誓をしました。
出場親子は、ショールーム2階のエコ・クッキングスタジオ、1階のクッキングスタジオにわかれ、調理に取り組みます。制限時間は60分。審査委員長・服部氏による「調理スタート!」のかけ声で頂点をめざすクッキングがはじまりました。 調理中、家族や学校の先生などからの応援メッセージが読み上げられると、緊張もほぐれ、手際よく調理がすすめられていきます。
審査委員の先生方からは、「焼いたり蒸したり、ガスの使い方が上手ですね。しかも食材にあわせて的確に使用しています」(服部氏)、「みなさん地産地消をすごく考えていますね。チームワークもいいですし、見ていて楽しいです」(田中氏)、「今回からエコが審査の対象になっていますが、牛乳パックをまな板の代わり使うなど、いろいろ工夫されていますね」(曽我部氏)など、出場親子を評価するコメントが多数述べられました。
制限時間が近づくと、「できました!」の声が続々と上がり、全チームが自慢のメニューを完成させました。
そしていよいよ審査結果の発表。会場は緊張感に包まれます。まず審査委員特別賞の3組から発表され、準グランプリの3組と続き、会場からは温かい拍手が送られました。残すはグランプリと炎のクッキング賞4組です。
その中、第13回大会の頂点に輝いたのは、東海地区代表の野村 千里さん・壮一朗さん(小学5年生)親子。名前を呼ばれると、千里さんは笑顔の中に涙をうっすらと浮かべていました。「小学校のみんなから絶対に準優勝か優勝を取ってきて!といわれていたので、期待に応えられました」(壮一朗さん)、「毎日練習して、ここまでたどり着けてうれしいです。子どもには料理を通して自信をつけてもらいたかったので、これからも料理、勉強、スポーツと頑張ってもらいたいです」(千里さん)と受賞の喜びを語っていました。
審査を終えた審査委員の方々からは、次のような総評をいただきました。
「親子で料理をするときに一番大切なのは、コミュニケーションをとりながら一生懸命に取り組むことです。みなさんチームワークよく、真剣に料理に取り組んでいて、本当に素晴らしかったです。今回は和食メニューが多かったですが、日本食のおもてなしの心を、親子で料理をすることを通じて、親から子へ繋いでいってほしいと思います。 また、どの親子のレシピも地産地消を意識し、食材を余すところなく使用するなど、随所にエコへの配慮が感じられるものでした。お米を炊くのに土鍋を使用していたチームもおり、ガスならではの調理方法で食材のよさを引き出す工夫もされていたと思います。 お料理は火加減で味が変わります。ガスの上手な使い方を親子で研究しながら、ぜひ『うちの自慢メニュー』を増やしていってください。そしてこのコンテストをきっかけに、家庭で料理をする機会を増やしていただければと思います」
全国各地から地域を代表する食材が集まり、熱戦が繰り広げられた第13回大会。次回もたくさんのご応募をお待ちしています!
全国大会 開催概要
開催日 | 2020年1月26日(日) |
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会場 | 東京ガス 新宿ショールーム |
テーマ | 「わが家のおいしいごはん」 ~家族で一緒に作ろう、うちの自慢メニュー~ |
主催 |
ウィズガスCLUB 一般社団法人 住宅生産団体連合会/キッチン・バス工業会/ |
後援 | 総務省/文部科学省/農林水産省/全国小学校家庭科教育研究会 |
選出組数 | 11組(応募総数:58,402組) |
審査委員 |
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