日本ガス協会

文字サイズ 標準

安全・安心への取り組み

安全・安心への取り組み

都市ガス事業者の地震対策

都市ガス事業者の地震対策は、大きく3本の柱で構成されています。

地震対策の3本の柱

設備対策

地震に備えた事前の対策として、地震に強いガス管を積極的に導入・促進し、地震による被害の軽減に努めています。

緊急対策

地震発生時の対策として、地震の規模等に応じたガスの供給を停止し、二次災害の防止に努めています。

復旧対策

地震発生後の対策として、大規模な災害発生時には、全国のガス事業者が相互に支援する体制を敷き、業界を上げてガス供給の早期再開に努めています。

設備対策

設備対策では、地震に強いガス管を積極的に導入・促進し、地震による被害の軽減に努めています。

地震に強いガス管として、特にポリエチレン管(PE管)の導入・促進に努めており、この10年間でPE管の累積延長は約2倍に増加しました。

ポリエチレン管(低圧本支管)全国延長の推移

ポリエチレン管の引張試験状況

ポリエチレン管は強度と延性(伸びやすさ)を兼ね備えており、地震でガス管に力が加わってもガス漏れが発生しません。

緊急対策

緊急対策では、地震の規模等に応じたガスの供給停止により、二次災害の防止に努めています。

大規模な地震が発生すると、被害の大きい地域では、バルブ等を閉じてガスの供給を停止することで、ガス漏れによる二次災害の防止に努めています。各ブロックには地震計を設置し、すぐ遮断できるようブロック間のバルブ(ブロックバルブ)を遠隔操作化するなど、地震発生後すぐにガスの供給を停止できるようにしています。

また、お客さま宅ではマイコンメーターを設置し、震度5相当以上の強い揺れを感知すると、家屋内へのガスの供給を自動的に停止します。これにより、お客さま宅内を含めて二次災害の危険性を排除しています。

ブロックバルブ
拡大

※ガバナ:ガスの圧力を調整する装置(整圧器)
大きな地震が発生したときにガスを止めることが可能

単位ブロック:
供給停止ができる最小範囲
統合ブロック:
複数の単位ブロックをまとめたブロック
複数の単位ブロックをまとめて供給停止する場合に利用する
ブロックバルブ:
供給停止する際に閉止するバルブ
地震計:
各ブロックに1台以上設置

復旧対策

復旧対策では、大規模な災害発生時、全国のガス事業者が救援に向かう体制を敷いています。

大規模な災害発生によりガスの製造・供給を停止する場合などには、ガス業界を挙げて救援する体制を確立しています。これにより、業界一丸となって、ガス供給の早期再開を実現できるように努めています。

復旧対象戸数と復旧人数

※阪神・淡路大震災、新潟県中越地震および新潟県中越沖地震は供給停止戸数

拡大
都市ガス事業者の地震対策