日本ガス協会

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天然ガスの特徴・種類

天然ガスの種類

天然ガスには、地下に穴を掘ると自然に噴出する、従来どおり採掘可能な「在来型天然ガス」と、シェールガスなどの「非在来型天然ガス」があります。

在来型天然ガス

隙間の多い岩石の中の貯留層から産出される天然ガスです。

非在来型天然ガス

タイトガス

在来型ガスが貯留している地層よりも稠密な砂岩層に貯留した天然ガス。生産性が低かったため従来は開発が進みませんでしたが、1980年代後半から米国で開発が進展しています。

シェールガス

天然ガスが生成される頁岩層内に滞留した天然ガス。従来は経済的な生産が困難であったためほとんど開発されませんでした。2000年代になって新たな探鉱・開発技術を用いた開発が米国で急速に進み、最近では米国外でも開発が進められようとしています。

コールベッドメタン

石炭が生成される過程で発生して、そのまま石炭層に滞留した天然ガス。1980年代後半から米国で開発が進み、現在はオーストラリア・カナダ・中国などでも開発が進んでいます。

メタンハイドレート

メタンガスなどの小さな分子が、水分子が作るかご状の構造の中に閉じ込められてできた氷のような物質で、低い温度と高い圧力のときに生成されます。メタン(天然ガス)ハイドレート中には、ハイドレートの体積の約170倍もガスが含まれています。日本近海の海底にもメタンハイドレートが埋まっているといわれており、そのガス量は、日本のガス使用量の約100年分と言われています。

燃焼するメタンハイドレート(人工)
出典:メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム