日本ガス協会

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ガスの利用

ガスの利用

水素社会に向けた都市ガス業界の取り組み

水素は、国の中長期のエネルギー政策の方向性を示すエネルギー基本計画(平成26年4月11日閣議決定)において、「将来の二次エネルギーでは中心的な役割を担うことが期待される」と記載されるなど、従来にも増して重要なエネルギーとして位置づけられました。
また、水素・燃料電池戦略ロードマップ(平成26年6月24日経済産業省公表)において、水素を日常生活や産業活動に利活用する「水素社会」実現に向けて「産学官で協力して積極的に取り組んでいくことが必要である」と記載されました。
都市ガス業界は、足元では、お客さま先で天然ガス改質水素を利用する定置用燃料電池(エネファーム等)の普及拡大と燃料電池自動車用の水素ステーションの整備を進めています。また、長期的には、利用時あるいは水素製造時まで含めてCO₂を排出しない水素(CO₂フリー水素)を供給することにより、国の掲げる水素社会の実現に向けて貢献していくことも重要な選択肢として考えています。

都市ガス業界が貢献できる水素社会

都市ガス業界が貢献できる水素社会
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燃料電池自動車用の水素ステーション

水素・燃料電池戦略ロードマップ改訂版(平成28年3月22日経済産業省公表)では、2020年度までに160箇所程度、2025年度までに320箇所程度の商用水素ステーションを整備することを目標としています。現在、都市ガス事業者では、12箇所の商用水素ステーションを運営しています(2017年3月末現在)。

北大阪水素ステーション(大阪府茨城市)

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水素ステーションの水素供給方式

水素ステーションは、水素の供給方式によって、「オンサイト」、「オフサイト」、及び「移動式」の3方式に分けられます。
オンサイトは、水素ステーション内で水素を製造し、圧縮、蓄圧、充填する方式です。
オフサイトは、水素ステーション外で製造された水素を搬送し、水素ステーション内で圧縮、蓄圧、充填する方式です。
移動式は、水素供給設備(圧縮機、蓄圧器、及びディスペンサー等)を搭載した大型トレーラー等が規定の場所へ移動し、充填する方式です。

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