都市ガスとLPガスの違い

全国のご家庭のお客さまの大部分は、都市ガスかLPガスをご使用されています。

※お引越しにより新たなガス会社と契約し、お持ちのガス器具をご使用される場合、器具調整が必要になる場合があります。お引越し先のガス会社に必ずご確認ください。

  都市ガス LPガス
原料 メタン(燃える気体)を主な成分に持つ天然ガス。海外から輸入する液化天然ガス(LNG)が大半を占めます。 プロパン・ブタンを主成分に持つ液化石油ガス(LGP)。LGPは、大半を海外から輸入しています。
特徴・性質
  • (1)本来は無色・無臭ですが、ガス漏れ時にすぐに気が付くよう匂いをつけてあります。
  • (2)マイナス162℃まで冷やすと液体になり、体積が600分の1と小さくなります。
  • (3)空気より軽いです。
  • (1)本来は無色・無臭ですが、ガス漏れ時にすぐに気が付くよう匂いをつけてあります。
  • (2)マイナス42℃まで冷やすと液体になり、体積が250分の1と小さくなります。
  • (3)空気より重いです。
ガス会社 都市ガスは、お客さまがその地域で供給している都市ガス事業者と供給契約を交わします。全国に200以上の都市ガス事業者があります。 LPガスは、お客さまがその地域にあるいくつかのLPガス事業者の中から契約する会社を選びます。全国に2万社以上のLPガス事業者があります。
供給方法 都市ガスは道路の下のガス導管を通じて供給されます。 LPガスはLPガスが入ったボンベを事業者が配送します。

※お引越しにより新たなガス会社と契約し、お持ちのガス器具をご使用される場合、器具調整が必要になる場合があります。
 お引越し先のガス会社に必ずご確認ください。

都市ガスとLPガスではお客さまへの供給方法に大きな違いがあります。

需要家までのガスの流れ (イメージ図)

都市ガス LPガス
ガスはそのほとんどを輸入に頼っていますが、ガスの種類によって主要な輸入元が違うんです。

都市ガス向けLNG国別輸入量(2014年度)

 都市ガス向けLNG国別輸入量円グラフ

都市ガスの約9割は海外からの輸入に依存しています。都市ガスの輸入元は中東地域が10%以下で、分散化が図られています。ヨーロッパやアメリカでは、天然ガスは主に気体のままパイプライン(ガス導管)で輸送していますが、日本は海外のガス田から遠く離れているため、天然ガスをマイナス162度まで冷やして液体(液化天然ガス(LNG))にすることにより体積を600分の1にし、断熱材で覆われたタンクを搭載する特殊なタンカーで日本まで運びます。そして、日本の受け入れ基地で再び気体に戻してからガス導管で家庭に送ります。

LPガス国別輸入量(2014年度)

LPガス国別輸入量円グラフ

LPガスは、天然ガス田や油田から産出されるとともに、原油を精製する過程でも出てきます。日本のLPガスは約4分の3を海外から輸入し、残りは国内に輸入された原油を精製する際に生産されています。その輸入先は、カタールやアブダビなど、中東全体で約7割を占めています。