日本ガス協会

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天然ガスの特徴・種類

天然ガスの取引量

天然ガスの輸送手段はパイプラインで直接ガスを送る方法と、天然ガスを液化してLNG(液化天然ガス)として、巨大なタンカーで運ぶ方法があります。日本は利用する天然ガスのほとんどを輸入に頼っており、オーストラリアなどからLNGタンカーを使って運ばれてきます。国内消費量の増加に伴い、輸入量はこの10年間で約1.2倍に増加しています。

世界のLNG取引の状況

世界のLNG貿易量(2018年)

世界のLNG輸入量の7割はアジアが占めています。中でも日本は世界のLNG輸入量の約2割を占める世界最大のLNG輸入国となっています。

出典:BP「Statistical Review of World Energy 2020」を基に作成

日本の天然ガス輸入量

日本のLNG輸入量

日本のLNG輸入量は10年前に比べ大幅に増加しており、特にオーストラリアからの輸入が増加しています。
今後、シェールガス革命により生産の拡大している米国からの輸入など、LNG調達先の多様化を図っていきます。

※数値は都市ガス用途以外も含みます。 ※四捨五入のため、合計値があわない場合があります。 ※LNG輸入量の合計値は、財務省貿易統計より、都市ガスの輸入量は、資源エネルギー庁ガス事業統計年報より(原料の海外受入量を使用)、発電用他は、その差し引きにより算出した値。

出典:財務省貿易統計